ターゲットの設定とデザイン

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デザインの方向性を決定する
人がデザインを見たときに受ける印象はさまざまです。例えば雑誌の表紙に興味を引くモチーフが使われていれば、手に取り、読んでもらうきっかけになります。このような関心をそそる条件は人によって違うので、コンテンツを届けたい対象ユーザーか、どのようなデザインを好んでいるかをあらかじめ考えておくことが大切です。
様式の決め手となるものデザイン全体のイメージは、背景やモチーフ、文字などの 素材すべてが相まって打ち出されています。印刷物やwebサイトのデザイン 要素を観察し比較する習慣をつけると、 笑作業でのイメージ作りのヒントにな ります。
例えば、クールなデザインテイストで黒地に細いラインで描かれたロゴやイラストがクールな印象です。ブランドショップなどのBGMをプロデュースする会社のサイトであるため、サウンドを効果的に使って関心を高めています。
カラフルな色づかいで 親しみやすく
例えば、ドン ・キホーテのサイトでは、電飾に 見立てたバナーやゲーム風のナビゲ ーションを使い 、明るく楽しいシ ョッピイング を演出しています。
和風で伝統的なイメージで
例えば、「てぬぐい」を扱う会社のサイトでは、藍色 の地色に筆文字の ロゴや縦割のメニュー を使い、「てぬぐい」に興味をもつユーザー のイメ ージにぴったり合っ た日本風なテイス トに仕上げています。
ねらいを定めたデザインにする
コンテンツを届けたい対象ユーザーは 「ターゲッ ト」、デザインの方向性は「様式」「 テイスト」と呼ばれます。右図の例を見ると、使用されている写真や色、タイトルの選び方が雑誌によって大きく違っているのがわかります 。ターゲットを引き付けるデザインにするためには、 このようにはっきりとねらいを定めた様式、テイストにすることが重要です。